慢性前立腺炎の治療|横浜東口鳥居クリニック|横浜駅東口の性病・皮フ・泌尿器科

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慢性前立腺炎の治療

慢性前立腺炎の治療|横浜東口鳥居クリニック|横浜駅東口の性病・皮フ・泌尿器科

当院の特徴

慢性疼痛診療ガイドラインに基づき、痛みの状況に応じて治療します。
慢性前立腺炎難治症例の患者様を多数治療しています。

治療の説明

治療の説明

慢性前立腺炎は骨盤部の疼痛を認めることが多く、治療を行っているものの数カ月たってもなかなかよくならないということもしばしば見受けられます。

痛みには3種類の痛みがあります。

  1. 侵害受容性疼痛→炎症による痛み
  2. 神経障害性疼痛→炎症を起こしている周囲の神経が障害されたために起こる痛み
  3. 心理社会的疼痛→不安・恐怖などの感情からくる痛み

なかなかよくならない場合は3種類の痛みが色々な割合で絡み合っていることが考えられます。

3種類の痛みへのアプローチ

症状が出てから3カ月以内

侵害受容性疼痛→炎症による痛みが主体です。

炎症による痛みが主体のため抗菌薬、消炎鎮痛剤、植物製剤、漢方薬などによる治療をします。
一般的に行われている慢性前立腺炎の治療は「①炎症による痛み」に対する治療です。

症状が出てから3カ月以上経過した場合

  1. 神経障害性疼痛→炎症を起こしている周囲の神経が障害されたために起こる痛み
  2. 心理社会的疼痛→不安・恐怖などの感情からくる痛みが増えてきます。

一般的に症状が出てから3カ月以上持続する疼痛を「慢性疼痛」といいます。
「①炎症による痛み」は減少し「②炎症を起こしている周囲の神経が障害されたために起こる痛み」「③不安恐怖などの感情からくる痛み」が増えてきます。
3カ月経過後も漫然と「①炎症による痛み」への治療をし、同じ薬を服用し続けても症状の改善は期待しにくいです。
当院では3カ月経過して症状が改善されない場合 慢性疼痛を考慮して治療しています。
慢性前立腺炎難治症例に対する治療成績を泌尿器科専門誌に発表しています。
また学会発表を行い治療法の改革を訴えています

慢性前立腺炎で患者様が一番困るのは骨盤部の痛みです。
症状が出てから3カ月以上疼痛が続く場合一般的には「慢性疼痛」といいます。
慢性疼痛診療ガイドラインによると「慢性疼痛は典型的には3カ月以上持続する、または通常の治療期間を超えて持続する痛みである」と記されています。

慢性疼痛は、

  1. 侵害受容性疼痛
  2. 神経障害性疼痛
  3. 心理社会的疼痛

この3種類の疼痛が個々の症例で複雑に絡み合い治りにくい疼痛を作ります。
慢性前立腺炎の一般的な治療は「①侵害受容性疼痛」に対する治療です。抗菌薬、消炎鎮痛剤、植物製剤、漢方薬などの薬を服用します。
症状が出てから時間が短いうちは痛みの大半は「①侵害受容性疼痛」であるため効果が期待できます。
症状が出てから3カ月以上経過してくると「②神経障害性疼痛」「③心理社会的疼痛」の要素が増えてくるため今までの治療では効果が乏しくなってきます。

「②神経障害性疼痛」:炎症を起こしている周囲の神経が障害されるために起こる疼痛です。この刺激が脳に伝わり治りにくい疼痛にしています。
「③心理社会的疼痛」:長期間痛みが続いていると、いつになったら治るのだろう?この痛みはもう治らないの?という不安や恐怖の感情が出てきます。
場合によっては「うつ状態」になることもあります。不安、恐怖などの感情が「痛み」に置き換わって脳で感じることがわかってきました。
不安、恐怖の感情により痛みを感じるようになります。
この疼痛には職場、家庭の人間関係や経済的不安などが絡んでくることもありさらに複雑な疼痛を作り上げていきます。

「慢性疼痛」と考えられるようになった場合は「②神経障害性疼痛」「③心理社会的疼痛」を考慮した治療をしなければ効果は期待できません。
当院は3種類の疼痛「①侵害受容性疼痛」「②神経障害性疼痛」「③心理社会的疼痛」を視野に入れて治療を行っています。

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