性器ヘルペスウイルス感染症(、陰部ヘルペスウイルス感染症)について|横浜東口鳥居クリニック|横浜駅東口の性病・皮フ・泌尿器科

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性器ヘルペスウイルス感染症(、陰部ヘルペスウイルス感染症)について|横浜東口鳥居クリニック|横浜駅東口の性病・皮フ・泌尿器科

性器ヘルペスウイルス感染症(、陰部ヘルペスウイルス感染症)について

「デリケートゾーンに違和感がある」「痛みや水ぶくれがあって不安」

そんな症状があると、なかなか人には相談しにくいものです。

今回のブログでは、性器ヘルペスというウイルス感染症について、できるだけわかりやすくご紹介します。

知っておくだけで、安心につながることもありますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスの感染によって性器やその周辺に水ぶくれや潰瘍ができる病気です。

感染は、一般的にはウイルスを持つ相手との性交で起こります。相手に症状がなくても、粘膜や分泌液にウイルスがいる場合は感染の可能性があります。また、唾液にウイルスが含まれていると口唇性交でも感染することがあります。

治療薬を使えば症状は治まりますが、ウイルスは体内に潜伏し、再発を繰り返すことがあります。

 

                                            

性器ヘルペスは大きく分けてつのタイプがあります。

1急性型(初感染時の発症)

初めて単純ヘルペスウイルスに感染したときに発症します。症状が最も重く、感染後221日で外陰部(性器やその周辺)が赤くなったり、違和感やかゆみが現れ、強い痛みを伴うただれや水ぶくれが急に出ます。発熱、足のつけねのリンパ節が腫れることもあります。

・男性では陰茎の包皮(ペニスの皮膚)や亀頭(ペニスの先っぽ)にできやすいです。

・女性では外陰部(性器やその周辺)にできやすく排尿困難や痛みのため歩行困難になることもあります。

2再発型(過去に感染歴がある場合の発症)

過去に性器ヘルペスを発症したことがある人が、疲れや体調不良により体の免疫力が落ち、特別なことが無くても症状を呈することがあります。

急性型より症状は軽く、小さな病変が少数見られます。

3誘発型(感染歴があるが無症状だった場合の発症)

過去に感染していたものの無症状だった人が、免疫低下したことで初めて症状が出るタイプです。たとえば感染してから1年経過して症状が出ることがあります。

よって発症する直近で気になる性行為がなくても症状が出ることもあります。つまりどこでどのように感染したかを特定するのは難しいです。

                                            

 

性器ヘルペスの検査方法

◆医師による診察と血液検査をします。

                                            

 

性器ヘルペスの治療
抗ウイルス薬(飲み薬)の内服を行います。
頻回に発症する場合(年に6回以上)は再発抑制療法として連日内服する場合もあります。

                                            

 

性器ヘルペスの予防について

◆性器ヘルペスを防ぐには、完全ではありませんがコンドームの使用が必要です。

◆パートナーがヘルペスウイルスに感染をしたことがある場合は、パートナーに症状がなくてもウイルスを排出していることがあるため感染の可能性はあります。

                                            

当院のヘルペスウイルスの検査費用

保険診療で割負担の場合は初診料、診断、血液検査、処方箋料を含めて2000円前後です。

                                            

繰り返す症状や「もしかして?」という不安があれば、早めの受診で安心につながります。

当院ではプライバシーに配慮した診察を行っています。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

 

 

 

参考文献 国立感染症研究所

 https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/424-genital-hsv-intro.html

 

 

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